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アプリ「海釣りGO」で漁港を開放!漁業者・釣り人“Win-Win”に(2024年8月7日)

アプリ「海釣りGO」で漁港を開放!漁業者・釣り人“Win-Win”に(2024年8月7日)

 漁業者も釣り人も気持ち良く…。静岡県西伊豆町で、アプリを使って漁港を釣り場として開放する取り組みが行われています。

 メジナにカサゴ。様々な魚と出会うことができるのが漁港での釣りの魅力です。しかし、そこにはある問題が…。

伊豆漁協 田子支所 真野創さん
「漁業者の船が通ってプロペラに釣り糸が巻いちゃって、リールと竿が海の方に持ってかれて。『弁償してくれないか?』と。苦渋の決断で釣り禁止に」

 近年、コロナ禍のレジャーとして釣りの人気が上昇。釣り人の増加に伴い、各地の漁港では漁業関係者とのトラブルが多発するなど、問題が発生しています。

 静岡県西伊豆町の田子漁港でも、コロナ禍以降、釣り禁止の措置を取っていました。そして全国でも、同様に釣りを禁止にする漁港が増えているといいます。そんな状況を変えるために動き出した企業がありました。

ウミゴー 代表取締役 國村大喜さん
「初めは単に(釣り禁止が)悲しかっただけ。自分がこんな事やる予定は全くなかった。誰か何とかしてほしいって言っても誰も何とかしないなと思って」

 自身も釣り人である株式会社ウミゴーの國村さんは、漁港での釣りの問題点を指摘します。

國村さん
「漁港って漁師さんたちが組合費などの費用を払って皆で維持している場所。そこに対してこれまで釣り人ってただ乗りをしていたというか。ただ乗りして汚して帰るんだったら誰も許してくれないよねっていうところが、日本中の漁港が釣り禁止になっていった根本原因」

 そこで、國村さんはあるサービスを立ち上げます。それが「海釣りGO」。

 漁港を釣り場として整備し、利用者は専用アプリを使って釣り場を予約してから釣りをします。その際、利用料を徴収し、その一部を漁港に分配することで、漁港側のメリットも生み出します。

 田子漁港は去年7月、町や漁協のサポートの下、全国で初めて「海釣りGO」を導入し、港を釣り場として開放しました。

 漁港を統括する真野さんは開放当時のことをこう振り返ります。

真野さん
「釣り禁止というのが皆さんに周知できたところに新たに(海釣りGOを)始めて、また元の木阿弥になっちゃうんじゃないかって、多々そういう話がありまして、最初の2、3ケ月は(漁業者の)理解とか大変でした」

 料金は大人

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