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滋賀御池川渓流釣り(毛鉤に飛びつくアマゴ、増水の渓谷では活性が高くテンカラ釣りが楽しい)

2024年7月。滋賀県東近江市君ヶ畑町。琵琶湖の東に流れ着く愛知川の上流、御池川で渓流釣りをしました。小鈴谷という支流です。

数日前は大雨洪水警報が発令されており、水量が多く、魚の活性が高く楽しめました。

支流に入ってからは、毛ばり、テンカラに変更しました。毛鉤に食いついてくるアマゴは尊いと感じました。20センチ超のアマゴも2匹出てきてくれました。エサと同等の釣果が上がったと思います。

小学生の頃からテンカラで魚を釣りたいと思っていました。テンカラでは魚が釣れないので、毛ばりにエサをつけて釣ったりもしていました。

エサじゃない毛鉤をエサだと思わせて釣るテンカラ釣りは技術もいりますが、日に日に上手に投げれるようになっていくことに喜びを感じます。何より、エサを準備しないでも釣りができるのは良いですね。

NHKダーウィンが来た、で河鹿蛙(カジカガエル)の紹介をしていました。カジカガエルは美声を発するカエルで、清流に住んでいます。ロケ地に出ていた見覚えのある所、石灰質の土砂が堆積するこの風景は・・・御池川だ!と滋賀の渓谷マスターを自称する自分は確信しました。

御池岳は石灰質の山で山頂はカルスト台地のようになっています。石灰質の岩石も御池川に多く流れており、白い石灰石が多く転がっていました。天気が良ければもっときれいに撮影できたのが残念です。この辺りは石灰石で有名で隣の山である藤原岳には太平洋セメント藤原工場の鉱山があります。石灰石は、キルンで焼成し、化学変化を起こさせ、コンクリートの原料になります。土地開発では量が必要となり、都市に近く物流の便がいい所の山が開発されます。御池岳も都市に近かったら削られていたかもしれませんね。

愛知川上流は、奥永源寺漁協の管轄でフィッシュパスというオンラインで遊漁券が購入できます。フィッシュパスは、ペイペイでも支払えるので、遊漁券購入が非常に楽です。

日券が2,000円というのもお手頃で魅力的です。奥永源寺漁協は活動が盛んで放流活動、入渓口の整備、ブログによる発信に積極的です。非常に嬉しく感じ、応援したいと感じました。

御池川は人気の川だけあって朝5時から5組くらい釣り人が駐車していました。驚きですね。でも、その気持ちわかります。みんな好きなんですね。

道路の並走している谷ですが、永源寺ダム方面から来る道は一昨年の洪水で土砂崩れを起こし、通行止めになっていました。途中から徒歩で上流に行く必要があり、釣り人もあまりはいっていなかったのだと思います。人気な愛知川の中で、上流域では釣り人に出会いませんでした。

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