紀伊水道、四国最東端に浮かぶ徳島県の伊島。3つの島が連なる海域は黒潮の恵み豊か。
江戸時代、藩主が磯の釣りを嗜んだという徳島にあって、その系譜は脈々と受け継がれ、磯のウキフカセ釣りは、今なお進化を遂げている。撒き餌を投じ寒のグレに挑むのはレジェンド山元八郎さん。長きに亘り、磯釣り界を牽引してきた巨人の足跡は余人の追随を許さず、燦然たる輝きを放ち続け…息子と孫を伴って、陽光煌めく新年の磯に上がる。三世代で極める伝統のウキフカセ釣り。タフコンディションを克服し、難敵に迫りゆく。
■タックル
竿:磯竿