初夏の訪れを告げるアユ漁が1日、県内12の河川で解禁されました。
アユ漁の解禁日となる1日、鹿児島市の甲突川沿いでは早朝から釣竿を構える釣り人たちの姿が見られました。
鹿児島市では、重りと針だけの仕掛けで水草や岩陰近くのアユを狙う「コロガシ」と呼ばれる釣り方が主流です。
甲突川漁協によりますと、今年は4月以降に雨が多く水温が低かったため、例年よりもアユの成長が遅く、春先の遡上も少なかったということです。
釣り人
「毎年6月1日は待ちに待って。釣れたのは2匹で少ない。それでもあがればいいんです」
甲突川漁業協同組合・稲留慎一代表理事組合長
「釣れる、とれる、食べられるという環境がたくさんあるので、足を運んで楽しんでもらえたら」
県内のアユ漁は7月1日までに更に4カ所の河川で順次解禁されます。